チョコレートの湯煎を失敗してしまった時はこれで復活!!
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はじめてのお菓子作りに失敗は付きもの。
特にチョコレートの湯煎は溶かすだけといっても意外と難しかった…。
ツヤがなく、なんだかパサッとしてボソボソな質感に…。
そんなチョコレートを復活できる方法があったなら!
復活させる方法はズバリ、あります。
ただ、ツヤツヤのチョコレートには戻せません。
湯煎に失敗したチョコレートを復活させる方法
①失敗したチョコレートに沸騰直前の生クリームを加える
②新しいチョコレートで湯煎し、そこへ失敗したものを加える
③分離したチョコレートはもう一度湯煎にかける
①は、失敗したチョコレートをもう一度湯煎するというもの。
まず、湯煎に失敗したチョコレートを乾いたボウルへ移します。
これをもう一度、55~60℃の湯煎にかけます。
溶けたらそこへ沸騰直前の生クリームを少しずつ加えていきます。
ポイントは生クリームは少量を使い、一気に入れないこと!
※生クリームはチョコレートの半量を目安に
②は、新しいチョコレートで最初から湯煎し、
失敗したチョコレートと合わせて混ぜていくというもの。
ポイントは失敗したチョコレートも同時に温めておくこと。
新しいチョコレートが溶けてきたら、これに混ぜていきます。
③は、分離してしまったチョコレートの場合にもう一度湯煎する方法。
55~60℃で湯煎しながら、しっかりと混ぜていきます。
混ぜたら、一度湯煎から外して、少し冷まします。
少し冷めたら、再度湯煎にかけて、混ぜる。
この工程を何度か繰り返していくとなめらかになってきます。
しかし、冒頭にも書きましたが、完全には戻せません。
ですが、少しでも復活できれば捨てずに済みますよね。
また、再利用の方法もあるので、さっそく見ていきましょう。
失敗したチョコレートの再利用の方法はある?
この湯煎に失敗したチョコレート、どうやって再利用するの?
なんとか復活できたものの、再利用の方法が気になりますよね。
再利用の方法は、別のお菓子のレシピに使ってみる。
残念ながらツヤが命のコーティングには使えませんが、
チョコレートのお菓子には実は色々使えるんです!
・チョコレートケーキ
・チョコレートプリン
コーティングや生チョコレート菓子としては使えませんが、
ガトーショコラやブラウニーなどの生地に混ぜることはできます。
こんな感じで、素材として生地にするほか、
プリンやドリンクとしても活躍してくれます。
また、クリームとしても使えるので、
フィンガービスケット(市販のもの)に付けて食べるのも◎。
もちろんビスケットを手作りしても楽しい♪
チョコチップのように、クッキー生地に混ぜても良いです。
そもそもなぜチョコレートの湯煎を失敗してしまうのか…。
それは湯煎の温度が適温でないことと、加熱しすぎること。
そして、水分と水蒸気の混入。
このことが原因であることが多いです。
温度が高すぎると、チョコレートが分離する原因に。
一度分離したチョコレートは元には戻りません。
逆に、よく温まっていないうちから混ぜてしまうことも
分離の原因になってしまいます。
また、湯煎前の製菓器具に水分が付いていたり、
お湯を張るボウルのサイズが大きい場合、
隙間から水蒸気が混入してしまいます。
水の混入もチョコレートが分離する原因なんです。
チョコレートの湯煎を失敗しないようにするには
さて、原因が判明したところで、
失敗しない湯煎の方法を紹介します。
まず作業に入る前に、製菓器具が乾いているか確認しましょう。
チョコレートは大きめのボウルで隙間が無いことも確認。
チョコレート全体にじんわりと熱が伝わったところで、
慌てず、ゆっくり丁寧に混ぜることでなめらかな仕上がりに♪
上手にチョコレートを湯煎するポイント
・温度計を使う
・湯煎の温度は50~60℃にする
・チョコレートの温度は45℃まで
・沸騰したお湯で溶かさない
・湯煎するときに水分と水蒸気を一滴も混入させない
・チョコを溶かすボウルは湯煎のものより大きめを使う
(これは水分と水蒸気の混入を防ぐため。)
・お湯の量はボウルの底が付く程度でOK
・チョコレートが温まる前にかき混ぜない
・適温でゆっくり溶かすこと
以上のポイントを押さえて、挑戦してみてくださいね!
まとめ:
わたしもチョコレートの湯煎は苦戦しました。
何度か失敗した経験があります。
湯煎の温度や水分に気をつけながら丁寧に溶かすことが重要。
コツを掴むとうまくできるようになりますよ。
失敗は成功のもと。
ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね。
めざせ、ツヤツヤチョコレート!